「スケッチャーズって履き心地は良いと聞くけど、何か違うんだよなぁ〜」
と思っているそこのあなた!わかります!
スケッチャーズはクッション性の高さやコスパの良さで人気のブランドですが、一部の人からはネガティブな評価を受けることもあります。
スケッチャーズが気になるけど履いたことのない方へメリット・デメリットを踏まえて本当に買うべきかどうかを考えていきましょう!
スケッチャーズが嫌われる理由3選!
当ブログにおいてスケッチャーズが嫌われる理由を説明するのは超リスクなこと。というか1ミリもメリットがない。
だがしかし、スケッチャーズを好きな人もいれば嫌いな人がいるのも事実。嫌いな人の意見も知っておくことで、逆にスケッチャーズの良さを実感することもできるでしょう。
① デザインがダサい?「おじさん靴」と言われることも
スケッチャーズは履き心地を重視したデザインが多いのは事実。その為めちゃくちゃシンプルなものが多く、可もなく不可もない鳴かず飛ばずのものがほとんど。
言いすぎやろ
確かにウォーキングシューズなどは野暮ったいぼってりとしたデザインが多く、選び方やコーディネートの合わせ方によってはダサくなります。ボリュームのあるスニーカーが多いので、コーディネート的には少し扱いづらいですよね。
ウォーキングシューズなどは機能性が物凄く高いのですが、軽量性や通気性を追求した結果、メッシュ生地などが多く高級感に欠けます。
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高級感や大人っぽさを求めると、ダークカラーに艶がある素材が一番。しかしメッシュでカラフルなシューズとなると、どうしても子供靴のような印象が強くなり、オシャレとは少し遠ざかります。
またライバルブランドであるニューバランスやナイキなどと比べると、どうしてもトレンド感が少ない。特にスケッチャーズはナイキなどのデザインをモチーフにすることもあるので、トレンドが終わった後に遅れてリリースすることも。
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なかなかトレンドセッターにはなれないのがスケッチャーズの弱さの一つでしょう。
✅ 指摘されるポイント
- 「ボリューム感のあるシルエットが野暮ったく見える」
- 「GO WALKシリーズは機能的だけど、おしゃれさに欠ける」
- 「ニューバランスやナイキと比べると、トレンド感が少ない」
💡 解決策
デザインで引っかかる方は、ぜひUNOシリーズから入って欲しいですね。
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細身でシンプルなデザインですが、アウトソールのエアーがアクセントに。
素材も柔らかい人工皮革になっていますので、レザー素材に及ばないものの安っぽさはありません。
スケッチャーズの履き心地と細身のシュッとしたシルエットは、まさに良いとこ取りのハイブリッド商品です。
② ブランドイメージが中途半端?ナイキやアディダスほどのブランド力がない。
スケッチャーズは、スポーツブランドとしての知名度は高いものの、ナイキやアディダスほどのブランド力はないと感じる人が多いようです。
実際に「スケッチャーズのブログをやっています」と言っても「スケッチャーズ?おかし?」みたいにピンと来ていない方が多い。
それはスニッカーズや
ここ数年で広告費をバンバン使いタレントを多く起用しCMを打ち出しているので、知名度はそれなりに上がってきました。
しかしナイキやアディダスなどと比べると、残念ながら天と地ほどの差があります。
✅ 他ブランドとの違い
- ナイキ → スポーツ・ストリートファッションのアイコン
- アディダス → スポーツ&カジュアルの定番ブランド
- ニューバランス → ファッションと機能性を両立したブランド
- スケッチャーズ → 履き心地重視だけどファッション性は低め?
何となくこんなイメージじゃありませんか?
現状のポジショニングとして、スケッチャーズはニューバランスの下位互換的立ち位置。これは事実として受け止める必要があるでしょう。
同じような価格帯でスケッチャーズかニューバランスかの2択だったら、ニューバランスを選ぶ人が大半でしょう。しかしそれはスケッチャーズの良さやテクノロジーが知られていないから。何故履きやすくて何故疲れにくいのか、しっかり説明していけば戦えると思うのですが、現状はスケッチャーズのHPを見てわかる通り、説明の部分が弱いですよね。
だからこの「SkechBlog」を立ち上げたという経緯があります。
💡 解決策
スケッチャーズは「履き心地最優先」のブランドと割り切るのも一つ。
私も常にスケッチャーズを履いているわけではありません。正直に話すとデートの時にスケッチャーズを履いたことはありません。友達と出かける時は普通に履きます。つまりTPOに合わせて選べばいいだけ。もちろんスケッチャーズがデートで使えないと言っているわけではありません。私は選ばなかっただけ。それでいいじゃないですか。
③ 耐久性が低い?すぐにソールがすり減るという意見も
スケッチャーズのスニーカーはクッション性の高さが魅力ですが、その反面耐久性が低いという声もあります。これはモデルによりますが正直耐久性が低く、ついでに滑りやすい靴があるのは事実です。
スケッチャーズの一部のシューズは、軽量性やクッション性を優先し柔らかい素材を靴底に使用しています。それは確かに耐久性が低く、すぐに削れてしまうことも。もちろん使い方や歩き方にもよりますが。
他のブランドが耐久性に優れている理由は、踵部分にラバーを貼っていることが多いからです。
単純に硬くて滑りにくい素材を使うと耐久性が上がり滑りにくくもなりますが、重くなり履き心地も硬くなります。これはトレードオフの関係にありますので、どちらが良くてどちらが悪いというものではありません。どちらが『好みか』というだけです。
✅ よくある口コミ
- 「履き心地は最高だけど、ソールが1年も経たずにすり減った…」
- 「ナイキやニューバランスに比べて、耐久性が劣る気がする」
- 「ウォーキング用としては◎だけど、ランニングには向いていない」
ソールのすり減りは本当に早いです。特にこのような素材のもの。
こちらはスケッチャーズの超定番ウォーキングシューズ「GO WALK6」の靴底です。軽量性とクッション性は最上級なのですが、少々滑りやすいのと耐久性が低い。
でもこれは仕方ないのです。ここにラバーを貼ることもできるのですが、そうするとクッション性も軽量性も損なわれます。
💡 解決策
耐久性が高いものを探しているなら「GOOD YEAR」というアメリカのタイヤメーカーが制作しているラバーを使った商品がオススメ。もちろん通常のスケッチャーズの商品より少々重くなります。我慢してください。
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それでもスケッチャーズが選ばれる理由
スケッチャーズにはネガティブな意見もありますが、それを上回るだけの魅力があるのも間違いなく事実です。
①圧倒的な履き心地の良さ
何と言ってもこれに尽きます。クッション性が高く長時間歩いても疲れにくいことで有名ですが、これは実際に履いている方の感想です。
逆に「ダサい」とか「履き心地が悪い」というのは履いていない方の感想も混じっています。
あなたはどちらを信用しますか?
履き心地が良い理由はこれまでに何度も説明してきました。インソールの種類やそれぞれの特徴も説明してきました。私は残念ながらスケッチャーズから一円も一足も頂いていません。だから好きなことが書けるのです。
靴に迷っているあなた、ぜひ一度だけで良いのでスケッチャーズを試してみてください。
②コスパが良い
何やかんやでスケッチャーズはコストパフォーマンスが高いです。
最近は少し値段が上がってきましたが、それでも他のブランドと比較するとコスパは尋常じゃなく高い。
探せば1万円以下のスニーカーもありますし、1万5,000円ほど出せば最高の一足を買えるでしょう。しかもスケッチャーズは結構デザインの回転が早いです。回転が早いということは在庫を捌けさせる為にセールを行います。
スケッチャーズのセールはシステムやルールがややこしいのですが、かなりお安く買うこともできます。アウトレット店舗もあります。
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これだけのテクノロジーを備えながら、1万円以下で買えるブランドはスケッチャーズをおいて他にないでしょう。
③幅広い用途に対応
スケッチャーズは他のブランドと比べて幅広い靴を展開しています。
ウォーキングシューズをはじめ、ランニングシューズや普段履き用。仕事用にトレッキング。最近では山道を走る「トレイルラン」専用の靴もありますね。
それから意外に思うかもしれませんが、ゴルフシューズもスケッチャーズは展開しています。PGA選手と専属契約などもしており、かなり力を入れています。
また野球界でも大谷翔平選手のチームメイトである「クレイトン・カーショウ選手」と契約しており、スポーツ界にもかなり力を入れています。
最近では本格的にバスケットシューズ(バッシュ)の展開を始めたことでも話題になりました。
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競技用のシューズとしても少しずつ浸透してきており、より広い客層へのアプローチに力を入れているのが、今のスケッチャーズなのです。
スケッチャーズは買うべき?こんな人におすすめ!
ここまでスケッチャーズの嫌われる理由や避けられる理由を紹介してきました。
ざっくりまとめるとこんな感じでしょう。
✅ スケッチャーズが向いている人
✔ 履き心地を最優先したい人(特に立ち仕事や長時間の歩行が多い人)
✔ コスパの良いスニーカーを探している人
✔ ウォーキングや普段履き用の快適な靴が欲しい人
❌ スケッチャーズが向いていない人
✔ 最先端のデザインやトレンドを重視する人
✔ 耐久性の高いスポーツシューズを探している人
✔ ブランドイメージやファッション性を重視する人
靴は結局好みの世界なので、履きたくない人に押し付けるようなものでもありません。
良いと知っている人だけ履けば良いのです。
しかしスケッチャーズは「良いところを説明する力が弱い」と私は感じているので、このように言語化しているのです。やむ無しです。
ついでに今も現場で販売している方にも届いてくれると嬉しいですね。
どちらにしても「履かず嫌い」は非常に勿体ないので、今まで一度も履いたことがない方は、ぜひどこかのショップで試着してみてください。イオンでもABCマートでも、どこでも大抵置いていますから。