こんにちは!ともふみです!
今回はあまり言いたくない、というか言う必要がない。スケッチャーズのネガティブなところをお伝えします。忖度なし!
スケッチャーズとは
まずスケッチャーズの説明から。スケッチャーズはアメリカ初のスニーカーブランドです。ウォーキングシューズをはじめ、ジョギングシューズやランニングシューズ、もちろんカジュアルなオシャレスニーカーからビジネスシューズまで。幅広くプロダクトを展開しています。
日本での認知度はそこまで高くありませんが、アメリカやヨーロッパをはじめ世界中に愛されているブランドの一つです。
詳しくはこちらの記事を参考に。
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なお、これから書く内容に関しては全て私の個人的な感想です。スケッチャーズのシューズを数多く履いてきた感想です。恐らく日本でも指折りの数だと思いますが、悪しからず。
耐久性が低い
スケッチャーズの一部の製品は、他のブランドと比較して耐久性に欠けることがあります。特にスポーツやハードな活動に使用する場合、すぐに摩耗してしまう可能性があります。
その理由として挙げられるのがアウトソールの素材です。例えばこちら。
こちらはスケッチャーズのウォーキングシューズ「GO WALK6」の裏側です。このシューズの特徴は弾力性と軽量性。実際に履いてみるとはちゃめちゃに歩きやすく、びっくりすると思います。
その履きやすさの要因である弾力性と軽量性。この二つを実現する為に排除しているものがあります。それが「耐久性」なのです。具体的に申し上げると「ラバー」の存在ですね。
こちらの靴の裏側にある黒い部分、これがラバーです。ラバーの役割は主に二つ。滑り止めと耐摩耗性です。しかしこのラバーを使用するということは当然ですが、ラバーの分だけ重くなり、また磨耗に強い素材は硬くなるので履き心地が変化します。
こちらはグッドイヤーというアメリカのタイヤメーカーのラバーを使用した一足。非常に耐久性が高くなっていますが、その分重量感があります。
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これらのラバーを使用せず耐久性を上げようとするならば、ナイキのエアフォースワンのように質量を上げるしかありません。質量を上げると当然重くなりますし、弾力性もなくなるので疲れやすい靴になってしますのです。
このように履き心地と耐久性は、ある種のトレードオフのような関係にあります。
耐久性を上げようとすると、どうしても履き心地に影響してくる。これは疑いようがありません。スケッチャーズの一部商品は耐久性を捨て、履き心地に全振りしているものがあります。その履き心地は極上ですが、その分他のシューズと比べて消耗が早く感じるかもしれません。
スケッチャーズの靴だけでなく、他のブランドでも同じことが言えますので、靴を選ぶ時は裏側を確認することもお忘れなく。
デザイン
スケッチャーズのシューズは、多くがスポーティなものになっています。
アクティブなウォーキングシューズなどが多く、また履きやすさや軽さを追求しているので、素材もメッシュ生地が多くなったりします。そうなると必然的にカジュアルな印象のものが多くなりますよね。まるで子供靴のようなイメージ。
なぜそう感じるかと言うと、理由は明確。私たちは「スーツ」という服に「大人っぽさ」を感じます。スーツは英国の正装であり、日本においても同じ扱いを受けています。そのスーツに合わせる靴は、細身で艶のある革靴。レザーとメッシュ、実は相反する素材とも言えるのです。
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日本人が「オシャレ」に見られる為には、ファッションにスーツの要素を取り入れる必要があります。何故なら日本人は欧米人に比べて背が低くスタイルが悪い。スタイルを良く見せる為には細身でダークカラーのスーツ要素を取り入れる必要があります。
詳しくはこちらの記事をご参考に。
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本当にざっくりと説明すると、黒の革靴が大人っぽくて、その反対が子供っぽいという感じ。スケッチャーズの場合、色使いがカラフルでメッシュ生地やニット素材などが多いです。これは黒の革靴と対照的で、カラフルな色使いなどはどうしても子供っぽさが見えてしまうのです。
結果的にオシャレ用として使用するのが難しく、コーディネートの難易度が上がってしまうのです。私がこのブログで紹介しているスニーカーは、なるべく黒系で無地のものを選んでいます。それは私の好みもありますが、コーディネートのしやすさや普段履きとしての使いやすさを考慮してのことなんです。
もちろんカラフルなスニーカーをオシャレに履くこともできます。コーディネートは靴単体ではなく全身で作るもの。私には勇気がありませんが、カラフルな靴を買うことを否定しているわけでは決してないので、誤解のないようお願いします。
アーチサポートの不足
こちらは恐らくスケッチャーズの長年の悩みだったのではないでしょうか。履き心地の良い靴、軽くてクッション性に優れている靴。あらゆる消費者のニーズに応えてきたスケッチャーズ。ただ唯一欠けていたのが「アーチサポート」でした。
従来のメモリーフォームやゴガマットと言ったインソールは、ほぼフラットの形状でした。一部商品には土踏まず部分に申し訳程度のアーチがあるものもありましたが、機能的には存在意義が少ないものだったでしょう。
しかし世の中にはアーチの崩れに悩んでいる人が一定数います。私もそのうちの一人です。何を隠そう、カーボン素材を使ったアーチインソールや登山用のアーチインソールなど、様々なアーチサポートのインソールを試してきました。残念ながらしっくり来るものはありませんでした。
そんな多くの人の悩みを一気に解決したのが、このブログではお馴染みの「アーチフィット」シリーズです。
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当ブログでは飽きるほどに紹介してきましたが、とにかく履き心地が良くて疲れにくい。足の裏にフィットし、全体を支えてくれているような安心感。それでいてクッション性もよく足への負担を軽減してくれているのが感覚でわかるような印象。
初期のアーチフィットインソールは硬さがあったのですが、現行モデルである「Air Cooled Arch Fit」シリーズは柔らかく程よい弾力性があります。
こればかりは実際に履いてもらうのが一番なので、是非店頭でお試しください。
スケッチャーズにもネガティブ要素はあり!自分に合った靴を選びましょう!
今回はスケッチャーズのネガティブなポイントを紹介しました。
やはりどのブランドも一長一短であり、良いところもあれば悪いところもあります。自分は靴に何を求めるのか、何を求めている靴を探しているのか。それをハッキリさせることが賢い買い物をする上で重要です。
そして実際に履くことが本当に大事。スニーカーを紹介しているブログは数多くありますが、どれもアフィリエイト記事が多いのが現実です。だから実店舗で試着をされると、そこで買われる可能性があるので、試着の重要性を語っているブログが少ない。
しかし私は実際にショップで働いていた経験から、試着の重要性を熟知しています。
ネットで買うのももちろんOKですが、ある程度のリテラシーを覚悟が必要なので、そこだけお忘れなく。
より良い靴に出会えることを願っています。