こんにちは!ともふみです!
今回は靴が原因で起こってしまう可能性のある、足の病気を紹介します。
靴と健康
足には思っているよりも多くの骨や関節があります。
足趾に14個
中足部に5個
後足部に7個
合計で26個の骨が足にあります。
足趾というのは足の指のことですね。
そしてこれは片足の骨の数です。両足で52個の骨から成っています。
結構多いですよね!
ちなみに全身には206個の骨があるそうなんで、全身の骨の4分の1が足の骨なんです!
当然ですが骨が多いと関節も多い。
片足で関節が38個、筋肉と腱が19個、靭帯にいたっては107個あるとのこと!
想像よりも足は遥かに複雑で精巧に作られています。
そしてそれだけ複雑であるからこそ、様々な問題が起こりやすい。
その原因の一つが靴であることは言うまでもありません。
靴と健康は密接な関係があるのです。
では続いて靴が原因で起こり得る症状をいくつか紹介しましょう。
外反母趾
足の病気で代表的なのが外反母趾です。
足の親指が外側へ曲がってしまう症状です。
悪化してしまうと親指が人差し指に重なってしまったり、親指の付け根が赤く腫れ上がり、痛みを伴う腱膜瘤も併発してしまうことも。
私は数多くのお客さんの足を見てきましたが、やはり外反母趾が圧倒的に多かったです。
原因にあげられているのは、合わない靴やハイヒールです。
また遺伝や老化などでも起こると言われています。
割合的には女性に多いですが、男性でもなる可能性はあります。
外反母趾の方でやりがちなのは、骨が靴で圧迫されるのを嫌い大きめの靴を履くこと。
これは他の病気の原因にもなるので、できれば避けていただきたい。
私が外反母趾のお客さんにオススメしていたのは、素材が柔らかい靴です。
たとえば薄手のメッシュ生地だったり、伸縮性のあるストレッチの効いた素材などなど。
これれはスケッチャーズに行けば売ってあるので結構オススメです!
一番はサイズの合った靴を履くこと。これが一番の予防であることは言うまでもありません。
その為にもフィッティングについて少しでも知っていただきたいのです。
扁平足
続いて紹介するのは扁平足。
こちらもご存知の方は多いと思います。
土踏まずのアーチの低下、もしくはアーチのない状態の足ですね。
かくいう私も実は扁平足なのです。
しかし見た目には扁平足ですが、実のところ骨格はアーチ状になってるんですよね。
こういう方は結構多いらしく、骨格そのものが低下しアーチがなくなってしまう、本当の扁平足の方は案外少ないみたいです。
扁平足の方は疲れやすく、膝や腰の痛みの原因にもなります。
私は見た目は扁平足ですが、そこまで疲れやすい感じもなく、膝や腰も今のところ大丈夫です。
しかし唯一困っているのが靴の形が崩れてしまうことなんですね。
普通に立つと本来ないはずの土踏まず部分に筋肉?のようなものがあるので、これがベタっと横に広がってしまうのです。
これが靴の癖になってしまい、細身で美しいシルエットの靴がぼってりとした見た目になってしまうのです。。。
これわかる人いますかね?笑
そんな扁平足の方にはこんなスニーカーもオススメです!
開張足
趾の付け根部分を横に走るアーチが開いてしまった状態の足です。
靭帯が弱くなったことによって起こるそうです。
外反母趾やハンマートゥの原因にもなる可能性があります。
自覚症状が少ないようですが、パンプスやハイヒールを履く女性に多く現れるようです。
特にハイヒールを履いていると、どうしてもかかと部分が不安定になりますので前足でバランスを取ろうとしてしまいます。
重心が前に偏ってしまうと負担がかかってしまい、アーチの崩れを招いてしまいます。
予防法として、軽症であればきちんと紐靴を履くことによってある程度は防げるようです。
またテーピングによる矯正もあるようなので、気になる方は調べてみてください。
ハンマートゥ
ハンマートゥは、トゥ(つま先)がハンマーのように曲がり変形してしまう症状です。
人差し指に起こることが多いようですが、どの指にも起こり得ます。
原因は小さすぎる靴を履き続けること。
魚の目も併発することも多いようです。
これはしっかりとサイズの合った靴を履くことで予防できます。
ちょっと小さいかな?と思ったら、その靴は履くのを諦めて新しい靴を買うようにしましょう。
靴選びは慎重に
ということで今回は靴が原因で起こり得る病気についてまとめました。
これはほんの一部で、他にも陥入爪や外反足など様々な症状があります。
これらは靴を無理して履いたりサイズの合っていない靴を履いたりすることで発症してしまいます。
それだけ靴を選ぶことは大事なことなんですよね。
だって毎日使うものですから、しかも長時間。
毎日使って長時間使って皆んな使うのに、靴の選び方を教えてくれないって本当におかしいと思います。
だから私はこれからも靴のあれこれを発信し続けます!