こんにちは!ともふみです!
一生使える教養!誰にでも使える教養!靴のサイズを賢く間違わずに選ぶ方法をお教えします!
より快適に「毎日」を過ごす為に
私は約6年の間、スニーカーショップのスタッフとして働いてきました。
その中で常々感じていたことがあります。それが「自分に合う靴の選び方を知らない人があまりにも多い」ということ。
もちろんそれが知りたくてショップに来ているのですから、当然と言えば当然。しかしながら足にトラブルを抱えてお店に来る方々が多いのも事実。足に合わない靴を履きながら生活をすることは、結構なストレスを感じることでしょう。
そもそも「衣食住」の中の衣に当てはまる靴ですが、その教育を受けることはまずありません。ですが日本人のほとんどが、外出をする際に靴を履いています。
例えば会社員の方、1日8時間働くとして通勤時間を1時間とすると、少なくとも10時間は外出しています。その外出中を快適に過ごすか、不快な思いをしながら過ごすか。どちらの幸福度が高いでしょうか。
普通に考えるとそれぐらい大事なアイテムなんです。SNSやYouTubeなどでよく見られる「寝具には金をかけろ。人生の3分の1は寝て過ごす」みたいなのがありますが、それなら靴にも投資するべきでしょう。
もちろん「高い靴=良い靴」ではありません。自分の足に合う靴が「良い靴」なのです。
そしてもう一つ危惧するのが、スニーカーを扱うショップの店員も大して知らないということ。
というのも大手のスニーカー専門店などはスタッフの多くがアルバイトです。私もそうでした。スニーカーなどのショップで働く人の大半は「スニーカーが好き」という動機を持っています。しかし「スニーカーが好き」なのと「お客様に合った靴を選ぶ」という能力は全くの別物。
ファッションの観点から選ぶことが出来ても、健康面やライフスタイルの一環として「靴を選ぶ」ことが出来るスタッフは想像以上に少ないです。
それは私も靴が好きで色々なショップを巡り試着などをさせてもらって感じたことです。
この記事では、少しでも「良い靴」に出会う為に、最低限の「スニーカーリテラシー」をお伝えします。
すでに知っている、心得ているという方は、どうか別の記事をご覧ください。
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サイズ選び6つの要素
最初に靴を試着した時に確認する要素を6つに絞って説明します。
ステップ① かかとを合わせる
まず第一のステップとして「かかとを合わせる」ことから始めましょう。
私たちが靴を選ぶ時に「つま先」を確認することが多くないですか?
「指先が当たってないかな?」とグイグイ押してみたり指を動かしてみた経験があると思います。その行動自体はすごく大事で大正解なのですが、前提が抜け落ちていませんか。
それが「かかとを合わせる」です。
当たり前ですが「かかと」を合わせずにつま先をチェックしても意味がないですよね?かかとがスポスポなのに「指先OK!」と確認しても、それは餌のない釣竿を「上手くリリースできた!」と言っているようなもの。無意味です。
やり方は簡単。
かかとをトントンするだけ。椅子に座ってかかとをトントンし、かかと部分をしっかりホールドします。その状態でつま先の状態を確認しましょう。
またこの履き方は試着だけでなく、普段の靴を履く時も心掛けておくと尚良いです。紐を結ぶ前にかかとをトントンするだけで、紐を結んだ時のホールド感とフィット感が格段に向上します。
ぜひお試しください!
かかとをトントンでチェックするべきポイントはこちら!
✅かかとがゆるくて歩行時に浮いたり脱げたりしないか
✅かかとに食い込みはないか、アキレス腱などに当たっていないか
この2点を意識してください。
特に二つ目のアキレス腱が当たっていないかは重要です。もし当たっている場合はサイズではなく靴の形が足に合っていない可能性があります。当たったまま履いてしまうと靴擦れの原因にもなりますので、出来るだけ避けてください。
その② 指先を確かめる
ステップ2です。
かかとを合わせたら、ここで初めて指先の確認をします。
絶対にNGなのが指先が靴に当たっている状態です。この場合は有無を言わさずサイズを変更しましょう。
理想はつま先に5mm〜10mmほどの余裕を確保してください。後に詳しく説明しますが、この「余裕」が非常に大事なのです。
「5mm〜10mm」がいまいちピンと来ない方は、足をつま先方向にグッと入れて、かかとに指が一本入る程度と考えてください。
チェックポイントがこちら。
✅指先が靴に当たっていないか
✅5本の指がしっかり動かせるか
指先が靴に当たっている状態は足のトラブルの原因にもなります。その時はサイズを変更しましょう。既に所有していて当たっている感覚があるのならば、その靴を履くのは諦めてください。
その③ボールジョイント
かかとヨシ!つま先ヨシ!
では続いて「ボールジョイント」の確認です!
ボールジョイントって何やねん!
はい。ボールジョイントというのは、足で唯一曲がる部分。指の根本の関節部分のこと。具体的に説明すると、拇指と第五趾の付け根(親指と小指)で曲がる部分です。
このように屈曲性の高い靴のほうが、足の形に無理なくフィットしてくれます。長時間の歩行や立ち仕事などでも疲れにくいです。逆に屈曲性の少ない靴。例えば革靴や厚底の靴、オールスターやエアフォースワンなども屈曲性は悪いですね。
屈曲性が悪いと当然ですが足に負担がかかります。本来曲がるはずの部位が曲がらないのですから、仕方ないですよね。
このボールジョイントの曲がる位置が、靴と足とで一致しているかが重要です。
一致していると自然と曲がって欲しいところで靴も曲がってくれますので、ストレスなく歩けます。そして地面を蹴る時も、しっかり力が伝わりますので負担を軽減してくれます。結果的に長時間の歩行時に疲労度の差が生まれるのです。
ここの誤差は1㎝以内に収めましょう。
またボールジョイントの確認と同時に行って欲しいのが、幅の確認です。
靴には3Eや4Eといった「ワイズ」という幅の単位があります。
日本人の足は幅広型が多く、たくさんの方が幅広の靴を愛用しているのではないでしょうか。このワイズはボールジョイントの幅を計ったもので、Eが一つ増えるごとに6㎜ずつ広くなります。
またワンサイズあげると3㎜広がるのが一般的と言われています。
✅靴と足のボールジョイントの位置は適切か
✅足幅は適切か、狭すぎないか
案外見落とされがちなポイントですが、歩き心地に直結する部分です。注意して選びましょう。
その④甲の締め付けを確認
続いては甲の締め付け感を確認します。
日本人の足の形の特徴として「幅広甲高」が挙げられます。大して欧米人の足はというと幅が細く、甲も比較的低いです。海外ブランドなどでは欧米人の足型に合わせて作られているのが大半なので、私たち日本人にとっては少々キツく感じることも少なくありません。
この前提を踏まえた上で甲の確認をしましょう。
甲に圧迫感があったり食い込んでいないかを重点的にチェックします。
スニーカーの場合は、羽根(甲部分とタン部分の形状)の形からある程度の融通は効きます。紐なしの場合はサイドにゴムがあるかないか、甲の素材に伸縮性があるかないか。これらが履き心地に大きく関わってきます。
スニーカーよりもさらにシビアになるのがドレスシューズ。いわゆる革靴ですが、革靴には「内羽根」と「外羽根」の2種類があります。
こちらが外羽根。形状はスニーカーと同じ。内羽根式よりややカジュアルな印象がありますが、融通は効きやすいです。
こちらが内羽根式。外羽根式に比べると可動域が狭く、脱ぎ履きもしにくい。しかしフォーマルな印象が強く、ビジネスシーンにおいても着用する方が多いのではないでしょうか。
それぞれが与える印象はことなりますが、革靴のサイズ選びが難しいのは甲の問題も大きいです。
✅足の甲の締め付けはきつくないか
✅紐靴の羽根は広がっていないか
甲の調整はフィット感に大きく関係します。
甲が高いと感じている方はスリッポンなどではなく紐靴を選び、なおかつ紐で調節しましょう。
その⑤土踏まずは合っているか
かかとからつま先、ボールジョイントまで確認したら、次は土踏まずです。
と言っても多くの靴はフラットなインソールが多いので、そこまで重要ではありません。
気をつけなければいけないのが「アーチサポート」の機能を付与したインソールを搭載している靴です。
普通のフラットなインソールの場合、靴の一番細いくびれ部分のフィット感を確認するぐらいで大丈夫です。もしあまりにも圧迫感があるようでしたら、ワンサイズ大きいものにするか、違うモデルを選ぶようにしてください。
難しいのがアーチサポートのあるインソールが入っている靴です。
アーチサポートとは土踏まず部分に凹凸があるもの。
このような形ですね。
この土踏まずの膨らみが、自分の土踏まずと合っているかが重要です。これが意外とシビアなんですが、大きく履き心地に影響します。
また扁平足の方も注意が必要です。アーチサポートが強すぎると圧迫感を覚える可能性があり、全体的に窮屈になることも。
あまりにきつい時はアーチサポートのないもの、もしくは凹凸が少ないものを選んでください。
✅靴と足のアーチが合っているか
✅土踏まずに圧迫感はないか
アーチサポートがあるから良いのではなく、アーチサポートが合っているから良いんです。
その⑥トップラインは合っているか
最後はトップライン。トップラインとは「履き口周り」のことです。
確認ポイントとしては、くるぶしとアキレス腱です。ここが当たっていると靴擦れの原因にもなります。
あとは締め付け感。足首の締め付け感が強くても、緩くてもオススメでなない。程よいフィット感が良いのですが、こればかりは個人差があるので何とも言い難いところ。
したがってアキレス腱に靴が当たらないか、くるぶしに靴が当たらないか等で確認してください。
✅トップラインがきつくないか、ゆるくないか
✅くるぶしは当たっていないか
実際に試着して歩いてみるのが一番です。
捨て寸の重要性
上述した「サイズ選び6つの要素」で2番目に紹介した「指先」問題。
サイズを選ぶ上で皆さんが恐らく一番注目するポイントだと思います。
捨て寸とは?
「捨て寸(すてすん)」とは、簡単に言うと指先に余裕を持たせること。
この捨て寸を甘く見てしまうと、後々に足のトラブルの原因になってしまうのです。
なぜ捨て寸が必要なのか?
理由①つま先が当たると痛みや足のトラブルの原因になる。
つま先が当たっている状態が良くないのはわかると思います。だって痛いですからね。だから皆さんも少なからず、つま先が当たらないほどの「捨て寸」を意識しているのです。
理由②歩行時に靴の中で足が前後に動いてしまう。
私たちが歩く時には、どうしても靴の中で足が前後に動いてしまいます。着地する瞬間や地面を蹴る瞬間などですね。歩くこと=体重移動なので、靴の中も絶えず動き続けています。
したがって通常時につま先の余裕を確保しておかなければ、動いた時につま先が当たってしまうのです。
理由③浮腫みなどで足のサイズが変わる。
意外と見落としがちですが、足が浮腫むとサイズ感も変わります。私がショップスタッフ時代に心がけていたのが、「午後にサイズを合わせてもらうこと」です。何故なら足が浮腫んでくるから。午前中に来たお客様に「夕方また来てください」と何回かオススメしたことがありますが、それは夕方が一番浮腫みやすいからです。
だから一番浮腫みやすい夕方が靴の試着には最適なのですが、実際には時間的にも物理的にも難しいと思います。
だからこそ「つま先が当たるほどのジャストサイズ」でなく、つま先にゆとりのあるサイズ感を選ぶことが大事なのです。
どれぐらいの捨て寸が必要なの?
では実際にどれくらいの捨て寸が必要なのか。
これは靴の形によって異なりますので、ここでは普通のスニーカーを想定しています。「普通のスニーカーの定義」は特に定めていませんが、オールスターとかエアフォースワンとか、その辺です。
必要な捨て寸は、一般的に10㎜と言われています。1cmですね。
1㎝の余裕がつま先にある状態を理想と考えています。
1㎝って結構長くない?
こう思った方も多いと思います。でもそんなことありません。
それぐらいあったほうが絶対にいいです。
1㎝の目安は、指が一本かかとに入る程度。かかとをトントンして指を入れてみてください。
1本入るぐらいが理想です。それ以上の隙間がある場合、少しサイズが大きいかもしれません。ワンサイズ下を試着してみましょう。指が入らない、もしくはねじ込まないと入らない場合は、サイズが小さいかもしれません。ワンサイズ大きいものを履いてみましょう。
靴屋さんでのNG行動3選!
実際に靴屋さんへ行って試着をさせてもらう場合、絶対にやってはいけない行動があります。
逆にこれらをしなければサイズ選びで大きく失敗することは劇的に減るでしょう。
靴屋さんでのNG行動 その① 先入観を持つこと
これは私の中で最もNGな行動です。行動というより思考ですが「先入観を持つこと」です。
もちろんデザインのことをとやかく言うつもりはありません。それは好みがありますので。
私が言いたいのは「サイズの先入観」です。
これが驚くことに結構いるんです。
「私はいつも26㎝を履いているから26㎝でいい。25.5㎝は小さいから履かん!」
みたいに自分の感覚を信じて止まない人です。
正直に言います。ブランドによってサイズ感はバラバラです。絶対に前後のサイズは試着したほうがいいです。さらに言うなら同じブランドでもデザインが異なればサイズ感も変わります。これも間違いありません。
そしてサイズ以外に多いのが幅の広さ。
「4E以外は履かない」という感じの人も一定数いますが、デザインが変われば靴の幅も変わります。是非とも色々なサイズを試着してほしいものです。
それなのに「自分はこのサイズで間違いない!」という先入観を持つのは残念すぎます。そういう方は是非通販で購入してください。
靴屋さんでのNG行動 その② 立たない
NG行動その②は「立たない」です。
想像してみてほしいのですが、座っている状態と立っている状態。足の形は同じだと思いますか?
どう考えても立った状態は全体重が足にかかっている状態なので、グッと潰れますよね?アーチがグッと潰れると、足の裏の面積が広がるは想像に難くありません。
そして靴を履くというシチュエーションを考えた場合、座っている状態よりも立っている状態である可能性が高いのは明白。
それなのに頑なに椅子から立とうとしない人がいるのも現実。
「俺わかるねん」の一点張りで立ってくれません。今一度言いたい。
「先入観を持つな!」と。
そして立ったのなら、絶対に歩いてください。
座る、立つ、歩く。この中で靴を履いてする行動で何が一番多いですか?歩くですよね?
それなのに歩くこともせず靴を決めるなんておかしいと思いませんか?
試乗もせずに車を買いますか?試し打ちせずにゴルフクラブを買いますか?
買いませんよね?
靴を買う時は絶対に立って歩いてみてください。「歩くな!」と言うスニーカーショップのスタッフはおそらく日本にはいませんので安心してください。
靴屋さんでのNG行動 その③箱を捨てる
NG行動3つ目は「箱を捨てる」です。
これは少々裏技的な発想です。靴を買う時にレジで「箱はどうしますか?」と聞かれることがあると思います。聞かれたら必ず箱を貰ってください。少々嵩張りますが我慢してください。
なぜなら返品ができる可能性が爆発的に上がるからです。
もちろん返品の可否は店舗やブランドによって条件が異なります。
しかしどの店舗でも大前提として「正規の箱があるかどうか」を重要視します。何故なら正規の箱がなければ売ることが難しくなるからです。
これはショップスタッフも教えてくれませんが、だいたいは「箱の有無」によって断られる可能性が出てきます。もちろん不良品を除きますが。
レジのそばに小さく「返品・交換の際は箱とレシートを持って○日以内にご来店ください。」みたいな注意書きがしてある程度です。
だから家に帰ってもう一度試したいと思うのなら、必ず箱ごと持って帰りましょう。
また一度でも外で履いた商品は返品出来ません!絶対に家の中で試着をしてください!
中には「外で履いていない、庭で履いただけだ」と「外」の概念をねじ曲げてくる人もいますが、それは最早迷惑客。返品を受けてくれたとしても二度と「お客様」としては扱ってくれないでしょう。
「返品」はお店側のサービスです。好意です。一度法的に取引が成立したものを覆す必要など、店側からしたら微塵もないのです。気をつけてください。
子供靴の選び方
大人の靴より選ぶのが難しい、子供靴。
私が働いていたショップでは、もちろん子供靴も取り扱っていました。やはり親御さんの1番の悩みがサイズなんです。
子供は足の成長も早く、サイズの合わない靴を履いてしまうと、成長の妨げにもなってしまいます。だからといって大きめを履いていると、転倒のリスクにもなります。
ということで子供靴を選ぶ際のポイントを紹介します。
大きく分けて3段階に分類される
子供靴にはサイズの区分がああります。ブランドによって異なりますが、ご参考までに。
インファント(1〜3歳)
インファントと呼ばれるサイズ区分があります。
いわゆる「ベビー」と呼ばれており、赤ちゃんに履かせるサイズです。
12cm〜15cmで展開されていることが多く、可愛らしいものが多いですね。
赤ちゃんの足はつま先にかけて広くなっています。そしてよちよち歩きで不安定。
なので靴の幅は少し広め。そして軽さよりも安定性を重視した作りになっています。
そして赤ちゃんは自分で靴を履くことができないので、親が履かせることになります。
その為マジックテープで履き口がガバッと開くタイプが多いのが特徴。脱ぎ履きのしやすさも選ぶ際のポイントになるでしょう。
キッズ(3〜6歳)
続いてはキッズサイズ。
キッズサイズは16cm〜19cmぐらいが多いです。
足の成長において、この時期が一番大切だと言われています。大きすぎても小さすぎても良くありません。適切なサイズを選びましょう。
身体を動かす時間が増えるのもこの時期。安定性・屈曲性・適度なクッションが大事になってきます。
ジュニア(7歳〜)
この時期からじっくりと大人の足に成長していきます。
本格的にスポーツなどを始める子も増えてくるでしょう。靴の種類も増えてきますし、大人の靴と大差がなくなります。
また靴紐タイプの靴も増えてくると思うので、少しずつ練習していきましょう。
特に男の子は成長が著しいタイミングです。すぐにサイズが小さくなってしまうこともあると思いますし、すぐにボロボロになるかもしれません。
あまりに小さいサイズや穴の空いた靴を履き続けると、足のトラブルの原因にもなりかねません。
早めの買い替えをオススメします。
さらに詳細を知りたい方はこちらもチェック。
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生涯付き合い続ける「靴」をどう考えるか
長々となりましたが、今回は「靴」のサイズの選び方についてまとめました。
一部過去の記事と重複する部分もありますが、より体系的にまとめために、敢えてもう一度書き連ねました。
その想いとしては、やはり私も含めて「靴」について知らないこと、考えていないことが多いと思ったからです。
それはブランドや機能などではなく、自分にフィットする靴とはどのようなサイズのどのような形状のものなのか、などなど。
例えば「軽い靴」が歩きやすいと考えている方は多いかと思いますが、実は重い靴のほうが歩きやすいと感じる方もいます。それは重量による安定感と、足を振った時の遠心力で前に進みやすいから。
このようにちょっとした思い込みで自分の靴の選択肢を狭めている方が非常に多い。それはショップスタッフ時代から感じていたことです。
靴はほぼ全ての人が、ほぼ毎日使うもの。それなのに正しい選び方や基準を教わらないのはどう考えてもおかしい。
だったら少しでも私の持つ知識、知見、経験が、皆様の靴選びの手助けになることを願い、この記事を作成しました。
最後に一言、感謝の言葉を綴っています。もしよろしければ、お小遣いぐらいの気持ちで読んでください。