こんにちは!ともふみです!
今回はネットで見かける「スケッチャーズ 疲れる」という評判について考えました。
「スケッチャーズ 疲れる」は本当なのか
インターネットでスケッチャーズを検索すると「スケッチャーズ 疲れる」というワードが飛び込んできます。
気になる方はグーグルなどで検索してみてください。検索候補に出てくると思います。
さて、この疲れるという評判ですが果たして事実なのか単なる批判なのか。
じっくり考えていきたいと思います。
と言ってもスケッチャーズばかり紹介しているのでフラットに評価できるか分かりませんが、生暖かい目でご覧ください。
「スケッチャーズ」だから疲れるわけではない
まず結論として言えることは「スケッチャーズ」だから疲れるということはありません。
スケッチャーズを履いた結果、疲れたということです。
当たり前のことを言います。
スケッチャーズが合わなかっただけ!
当然のことを言いますが万人に合うスニーカーは存在しません。
そもそもスニーカーってほとんどのブランドが0.5cm刻みで商品をリリースしますよね?しかし私たち人類の足の形は0.5cm刻みではありません。
26.1cmの方もいれば26.2cmの方もいます。その人たちは26.0cmか26.5cmのどちらかを妥協して買うしかありません。
そして唯一信じられる「サイズ」という数字もブランドによってマチマチ。
当然合わない靴も存在しますよね。
スケッチャーズの肩を持つわけではありませんがスケッチャーズが合わない=スケッチャーズは疲れやすいという結論は些か無理があるというのは理解できると思います。
ニューバランスでもナイキでもアディダスでも、自分の足に合わない靴を履けば当然t枯れやすくなりますから。
自分に合った靴の選び方はこちらの記事を参考にしてください。
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とはいえ「スケッチャーズ」の特性が合わない、という方もいるでしょう。
ということで「スケッチャーズ」が合わないという感想を持った方を探して理由を探ってみました。
疲れる原因は柔らかいから?
まずは「疲れる」という感想を持った方を探してみました。
数そのものは少ないですが、それでも疲れると言う方がいるのも事実。
仕事のときに履いているSKECHERSの靴があわないのか激しく足底が痛くなってしんどいので、ABCマートで相談してNIKEのランニングシューズと店員さんオヌヌメ中敷きを購入。
— さばかんつなお (@tunao011) August 14, 2020
スリッポンは疲れるから、とのこと。
実際スリッポンの試し履きをしたら、足に違和感を感じたのでやめておきました。 pic.twitter.com/n0P78F6BHl
スケッチャーズの靴、インソールふわふわし過ぎてて不安定で足疲れる。
— カンナ (@cannaflowers) November 18, 2018
お一人目はスケッチャーズからナイキへ買い替えたとのこと。
疲れる原因はスリッポンだったから?足の裏が痛くなったとのことです。恐らく「足底筋膜炎」かそれに近い状態になりつつあったのでしょう。
この「足底筋膜炎」というのはスニーカーショップで働いていると耳にすることが多いです。足底腱膜炎とも言うらしいです。
この足底腱膜炎の主な原因として「扁平足」があげられます。私自身も専門医ではないので詳しいことはわかりませんが、扁平足は足の裏のアーチが崩れてしまっている状態。アーチが崩れると自然と足底腱膜が伸びてしまいます。通常よりも強く引っ張られてしまうので、それが痛みの原因になっている可能性があるとのこと。
というのが「足底筋膜炎」という病気の原因です。
これが果たして柔らかい靴を履いていることが原因になっているのでしょうか。
そもそも扁平足の原因は?
私たちが生まれた時は、そもそも扁平足であるらしいです。
そこから10歳頃にかけて徐々に足の骨が形成されていきます。その段階で土踏まずも形成されていきます。この期間に例えば運動不足であったり歩く時間が減少することにより、足趾を使う時間や回数が減ってしまいます。その結果アーチの形成が阻害され扁平足になってしまうのです。
それには歩行時間の減少などもありますが、靴文化の浸透や靴の進化、路面の整備なども原因の一つとしてあげられています。
つまり歩きやすくなればなるほど、扁平足になる原因にもなり得るということです。
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靴の進化や路面の舗装が扁平足の原因にもなっているということは、確かに柔らかい靴が扁平足の原因になっている可能性もあるのでしょう。
柔らかい靴は疲れやすい?
では柔らかい靴が疲れの原因になっているのでしょうか。
多くの方は「スケッチャーズ=クッション性の良い靴」という印象を持たれているでしょう。この「クッション性の良さ=柔らかさ」という認識の方も一定数いることは疑いようがありません。
ここで「クッション性の良さ」の定義を語るのは無駄なので割愛します。
柔らかい靴が疲れの原因になることはあります。
例えばランニングやジョギングなど運動をしている時。
ランニングでは歩行時よりも着地時の衝撃が強くなります。その時に柔らかい靴だと衝撃を吸収しきれないということが起こり得ます。
低反発インソールでランニングをすると当然足腰への負担は大きくなるでしょう。
それと同じく革靴でランニングする方もいませんよね?クッション性の悪さや屈曲性の悪さですぐに疲れてしまいます。
そもそも革靴は機能的になにも良いことがありませんから・・・。
だったらずっとランニングシューズを履けばいいんじゃね?
と思う方もいらっしゃるでしょう。
それができれば最高なのですが、そうもいかないのが現実。
ランニングシューズはデザインがスポーティ過ぎます。当然ですがスポーツようなので。だからオシャレをしたい時、ビジネスシーンなどでランニングシューズは向かないのです。もちろんランニングシューズでオシャレができないわけではありませんよ。
残念ながら現在の靴事情において、「デザイン」と「機能性」はトレードオフの関係にあります。
どちらか一方を高めればどちらかが下がってしまう。「デザイン」と「機能性」を両立させることは難しいのです。
このように靴は「適材適所」なのです。
疲れにくいと言っても使用方法によっては疲れてしまうことがあります。その日の体調や路面状況、歩行距離によっても異なります。
「スケッチャーズだから疲れる」とか「ナイキだから疲れる」とか「ニューバランスだから疲れない」といったことはあり得ません。当然その逆も然りです。
自分に合わない靴は履かないがベスト
ということで今回は「スケッチャーズの靴は疲れるのか」というテーマでお送りしました。
結論を申しますと「スケッチャーズでも疲れる時は疲れる」です。
至極普通のことしか言えませんが仕方ありません。ブログのコンセプト的に「スケッチャーズなら疲れません!」と言いたいところですが、それは完全な嘘になってします。
どうしても試着時と実際の着用時の使用感というのは違ってきます。
実際に使用してみて合わないと思ったら履くのを諦めましょう。綺麗な状態であればメルカリなどでも簡単に売れると思います。
一番ダメなのは「せっかく買ったから」と無理して履き続けることです。気持ちはわかりますが合わない靴を履き続けて足に支障が出てしまっては本末転倒。余計にお金もかかってしまいます。
勿体ないという気持ちを乗り越えて、誰かに譲るかフリマアプリなどで売ってしまいましょう!
自分に合った靴を履くのが一番疲れないのですから。