スケッチャーズはダサい?おしゃれ?
本当の評判は?
色々な意見がありますので、私も少し考えてみました。
- スケッチャーズって実際どうなの?
- スケッチャーズはダサいのか?
- 2018年頃のダッドシューズブームでスケッチャーズが人気に!
- スケッチャーズのブランディング問題
- それぞれの世代が抱くイメージ
- それでも私はスケッチャーズを推す
スケッチャーズって実際どうなの?
スケッチャーズって聞いたことあるけど実際どうなん?
私は知り合いからよくこのように聞かれます。
「どうなん?」と聞かれると「良いよ」と答えるのですが、スケッチャーズを履いたことのない人はどう良いのかピンと来ないことでしょう。
まず履き心地は良い。
あくまで私の感想ではありますが、かなり楽です。
長時間の移動がある時や、長距離を歩く時はスケッチャーズを選びますね。
これは間違いないです。
しかし彼女とデートの時にスケッチャーズを履くかと聞かれると、あんまり履いていません。
それはスケッチャーズがダサいからではなく、もっとカッコいい靴があるからです。
着ていく服に合った靴、TPOに合わせた靴。
結局その時の目的次第で履く靴は変わってきますよね?
スケッチャーズはダサいのか?
特定の靴を「ダサい」と揶揄する人はたくさんいますが、それは靴を単体で見ている証拠です。
例えば靴をインテリアとして部屋に飾るのであれば、「ダサい」と思う気持ちはわかります。
しかし靴は外で履き、外に出る時は服を着ます。
靴が「ダサい」と思うのは、服装とのバランスや全体のコーディネートに原因がある場合が圧倒的に多い。
だけども靴は非常に目立つアイテムであるのも事実。だからコーディネートがダサい原因が靴にある場合もある。
一概に「この靴はダサい」と評価してしまうのは早計でしょう。
2018年頃のダッドシューズブームでスケッチャーズが人気に!
2018年頃にダッドシューズが流行ったのを覚えていますか?
街行く若者がゴテゴテのスニーカーを履いていたあの時、スケッチャーズはかなり注目されていました。
ダッドスニーカーブームの火付け役として有名なのが、バレンシアガのトリプルS。
みんな頑張ってお金を貯めて買っていましたよね!
私は買えませんでした・・・
そんな中スケッチャーズはプチプラダッドシューズとして若者の間で人気を博しました。
例えばスケッチャーズの代表的なモデル。
D'Litesシリーズですが、こちらは定価でも1万円を切ります。
レディースでも同じモデルが展開されており、カップルで履いている人たちを見ることもありました。
このように「スケッチャーズはダサい」という声もありますが、結局おしゃれは相対的なものなんですよね。
シンプルなスニーカーが流行ったかと思えば、このようにゴテゴテのスニーカーが流行ることもある。
これはカッコいいけど、これはダサい
と評価するのは実は結構難しかったりします。
スケッチャーズのブランディング問題
スケッチャーズは本国アメリカで、スニーカーの売り上げ2位を獲得したこともあるほどの大人気ブランドです。
圧倒的な履きやすさとバリエーションの豊富さ。
アメリカではナイキやニューバランスに引けを取らないスニーカーブランドとして認知されています。
しかしながら日本での知名度はイマイチ。
それもそのはず。
日本のスケッチャーズを運営する「スケッチャーズジャパン」は、ターゲットを40代から50代に絞っている傾向があります。
もちろん個人の感想ですので、実際のところはわかりません。
私はたくさんのスケッチャーズ専門店に行ってきました。
スケッチャーズは結構派手なイメージを持っている方もいますが、実際にお店に行くと意外と地味なモデルが多いです。
真っ黒だったりモノトーンだったり。
デザインもかなりシンプルなスリッポンだったり、オーソドックスなスニーカーだったり。
意外とこんな感じのシンプルなデザインが多い。
特にメンズはかなり地味ですし、色合いもブラックはブラウン、ネイビーあたりがメイン。
明らかにターゲットを上の世代に絞っている感じがします。
それぞれの世代が抱くイメージ
私はショップで接客をしていた時に、色々な世代の方とお話をしてきました。
一時期接客をしたお客さんにスケッチャーズのイメージを聞いてみました。
若いお客さん 「可愛いもですもあるんですね。」
年配のお客さん 「若い人向けかと思っていた。」
このようなイメージを持っている方が多い。
要するに若い人は「スケッチャーズは年配の人が履くもの」ですし、
年配の方は「スケッチャーズは派手で若者向き。」という印象を抱いているんです。
これは面白いですよね。
確かに専門店の店頭は、結構派手でティーン向けのスニーカーが陳列されていることが多いです。
それを見ている年配の方は「若者向け」という印象を抱きます。
そして店頭の商品を見て入店した若者は、店内の地味なスニーカーを見て「年配向けなのかな?」と感じるのです。
ここにスケッチャーズジャパンの、今後のブランディングのヒントが隠れていると私は考えます。
それにしてもVMDって難しいですよね!
それでも私はスケッチャーズを推す
ということでスケッチャーズは実際どうなのか、どのようなイメージなのかを考察してみました。
結論を述べると、それでも私はスケッチャーズを推す!です。
好きな靴を履いて好きな場所に行けばいい。
そこに正解も不正解もないのです。
だから私はスケッチャーズを否定する人を否定しないですし、私自身もスケッチャーズ以外のスニーカーもたくさん持っています。
それぞれの用途にあった靴を選ぶことが正解ということで、今回はこの辺にしときましょう!
ありがとうございました!