SkechBlog

スケッチブログ

【本質】スケッチャーズが中敷だけを売らない理由

タイトル

こんにちは!ともふみです!

「スケッチャーズの中敷だけ売ってたらなぁ〜」と思ったことはありませんか?

今回はスケッチャーズが中敷だけを販売しない理由を探ります!

スケッチャーズは中敷だけを売っていない

スケッチャーズの特徴は何と言ってもインソールにあるでしょう。そのインソールのクッション性を求めてスケッチャーズを履いている方も少なくありません。

 

私自身もこちらのブログでスケッチャーズのインソールをよく解説しています。最近大人気のアーチフィットも、よりインソールに特化したスニーカーですよね。

 

関連記事

【超徹底解説】スケッチャーズの3種類のインソール!! - SkechBlog

確かにスケッチャーズのインソールは特徴的です。

低反発インソールの「AIR COOLED MEMORY FORM」などはまさに定番のインソール。

ほどよく柔らかく沈み込むような感じ。しかし不安定な感じなどは一切なく、ストレスフリーで歩くことができます。

他にも弾力性のある「AIR COOLED GOGA MAT」もあり、こちらは弾力性があり衝撃を反発し推進力に変えてくれます。

 

このようにスケッチャーズのインソールは、大きく分けて3種類あり、それぞれに特徴があります。

関連記事

【超徹底解説】スケッチャーズの3種類のインソール!! - SkechBlog

このインソールだけを販売していないのが現状ですが、その理由を少し探っていきたいと思います。

スケッチャーズが中敷だけを売らない理由

スケッチャーズは中敷だけを売らない理由。

考えられる要因として、まずスニーカーそのものの売り上げ低下です。最も懸念すべき点はここにあるでしょう。

 

スケッチャーズ=履きやすい、というイメージを持っている方も多いでしょう。一度履いたことのある方で、これを否定する方は少ないと思います。

そのスケッチャーズに使用されているインソールを、お気に入りの靴に入れたいと考えるのは無理もありません。

 

デザインは他のブランド、履き心地はスケッチャーズ。確かにこれは理想的です。

 

となれば必然的にスケッチャーズのスニーカーを買わず、インソールだけを買うという選択肢が増加するでしょう。

 

当然ですがスケッチャーズ側からすれば避けたいことです。

しかし私は、他にも理由があると考えています。これがあるからスケッチャーズもインソールを販売しないのでしょう。

ではその理由を紹介します。

 

スケッチャーズのインソールは、スケッチャーズのアウトソールがあってこそ

スケッチャーズはインソールが良い、というのは本当。

ですが「スケッチャーズのインソールだけで、スケッチャーズの履き心地は再現できない」という事実もあります。

つまり「スケッチャーズのインソール」は「スケッチャーズのアウトソール」があってこそ、最大限のパフォーマンスを発揮するのです。

 

靴の履き心地はインソールだけで決まるものではありません。靴全体の履き心地はインソール、そしてアウトソールが大きく関係します。

これは恐らくスケッチャーズ側も自信を持っているポイントだと思います。実際にスケッチャーズはインソールよりもアウトソールに力を入れている傾向があります。

 

このブログではインソールの紹介がほとんどです。その理由は明確に違いがわかるから。そしてスケッチャーズもストロングポイントとしてインソールをあげているから。

 

しかし以前に少しだけ説明しましたが、スケッチャーズのスニーカーの名前は全てアウトソールの名前です。

例えば「D'lites」という定番モデルがあります。

D'lites

こちらが「D'Lites」ですが、実はこれも「D'Lites」です。

https://zozo.jp/shop/tsuruya/goods-sale/63804719/?did=105428371

ちょっとリンクだけで申し訳ないのですが、レディースのスニーカーです。よく見てもらうとアウトソールのデザインが同じなことにお気づきでしょうか?

つまり「D’Lites」というアウトソールを使用しているスニーカーは全て「D'Lites」という名前を冠しています。

 

それぐらいスケッチャーズはインソールと同じくらい「アウトソール」にも強烈なこだわりがあります。

実際にスケッチャーズのアウトソールは特徴的な形のものが多いんです。

エリートフレックス

例えばこちら。こちらは「エリートフレックス」というアウトソールですが、蛇腹模様が入っています。このスリットが入ることにより、屈曲性が劇的に上がります。

屈曲性が上がると、足の曲がりに応じて同じように曲がってくれます。非常にソフトな印象があり、ストレスなく歩くことができます。

私はこのモデルをずっと推していますが、履き心地のポイントはインソールだけではなく、アウトソールも関係してくるのです。

 

このようにスケッチャーズの靴が履きやすいと言われる理由は、インソールが特徴的だからだけではないのです。

 

恐らくですが、仮にスケッチャーズがインソールのみを販売したとして、それを他のブランドのスニーカーに入れたとします。

そうするとクッション性は多少変化すると思いますが、スケッチャーズの履きごこちが再現されるかと言われると、再現されないと思います。

 

スニーカーの履き心地は、インソールやアウトソール、素材など複合的な要因があるのです。

 

だから私はスケッチャーズ

ということで今回は、スケッチャーズがインソールだけを販売しない理由について考えてみました。

少しわかりづらい話ですが、いかがでしょうか。

確かにスケッチャーズのインソールは素晴らしい。しかしそれだけでスケッチャーズの靴は語られない、と言ったところでしょうか。

それぐらいアウトソールも素晴らしいのです。

 

靴の履き心地は複合的な要因。インソールだけではないのです。

 

そう考えるとスケッチャーズが中敷だけ売らない理由も、少しは納得できるのではないでしょうか。