こんにちは!ともふみです!
今回はやってそうでやってなかった、スケッチャーズの歴史をご紹介!
SKECHERS〜スケッチャーズ〜とは
以前にも幾度となく説明していますが、スケッチャーズはアメリカ生まれのブランドです。アメリカ合衆国のカリフォルニア州マンハッタンビーチに本拠地を置く世界的なシューズブランド、それがスケッチャーズ。
軽量で屈曲性の高いシューズを数多く販売し、世界的な人気を博しました。
スケッチャーズの前身的ブランド「LA Gear」
スケッチャーズの設立は1992年。設立したのは「ロバート・グリーンバーグ」さん。ロバートさんはスケッチャーズ以前に「LA Gear」というブランドを運営していました。「LA Gear」もスニーカーやアパレルを展開する世界的ブランド。こちらもカリフォルニア州ロサンゼルス発で日本でも1980年代〜90年代に一世風靡しました。
どことなくスケッチャーズの雰囲気を感じる・・・!?
さらに深堀するなら、このロバート・グリーンバーグさんは「LA Gear」以前に「グッドタイムス」というローラースケートのレンタルショップを運営していました。後に女性向けのセレクトショップをオープンする際に採用したのが「LA Gear」という名前でした。これが1982年のことです。
その後「LA Gear」は大躍進を遂げます。世界的な人気を獲得し、日本でも大旋風を引き起こしたそう。様々な著名人ともスポンサー契約を交わし、遂にはあの「キングオブポップ」マイケルジャクソンとも契約。
90s LA Gear & Michael Jackson "Billie Jean" model | AFTER DARK
しかし1990年代に入ると多額のスポンサー料もあり経営が悪化。1992年にロバート・グリーンバーグさんはCEOを辞任します。
そして新たに発足したのが「SKECHERS」なのです。
その数年後「LA Gear」は倒産。2000年代に入り再起を図っていますが、それはまた別の話。
台頭する「SKECHERS」
さて紆余曲折を経てロバート・グリーンバーグさんによって設立された「SKECHERS」ですが、創業当初は「Dr.マーチン」の販売代理店でした。
その後はオリジナルのシューズを数多く展開。最初に販売された「ユーティリティシリーズ」でその快適性と機能性で注目を集めます。
そして後に販売される「エナジーウェーブ」は、革新的な靴としてヒット。このシューズは特殊なウェーブ状のアウトソールを採用しました。足への衝撃を吸収し、反発力を生み出します。疲れにくく歩行しやすいシューズとして認知されるようになります。
近年になると「エナジー」シリーズとして復刻。根強い人気を誇っています。
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また「Shape-ups」シリーズの原点とも言える存在です。今はおそらく発売されていませんが。
※参考にリンクを貼っていますが、バカみたいに高いので買わないでください。
現在のスケッチャーズ
そんなこんなでヒット作を数多く生み出し、世に認知されたスケッチャーズ。本国アメリカでもシェアを伸ばし、売上2位を獲得したこともあります。
主にウォーキングシューズやカジュアルシューズ、スポーツシューズを展開していますが、ドレスシューズやブーツ、サンダルまで幅広くリリース。
近年ではシューズ以外にもプロダクトを発表。スポーツウェアをはじめ、アパレル、バックパック、腕時計まで。
また手を使わずに履ける靴「スリップインズ」シリーズも大ヒット。日本国内においても着々と知名度を上げています。
余談
またこれはかなり余談になりますが、スケッチャーズには根強い人気を誇る「BOBS」シリーズというものがあります。「ボブス」と呼ばれていて比較的リーズナブルなライン。このシリーズを購入すると、売上の一部が特定非営利活動法人「ALMA(アルマ)」に寄付されます。この団体は行き場のない犬や猫の保護、治療や手当、里親探しのために活動しています。
その為「BOBS」シリーズは犬や猫のデザインであったり、特殊な箱だったります。
そしてこの「BOBS」という名前、実は創業者である「ロバート・グリーンバーグ」さんから取っているとのこと。
どこにボブがおるねん
と思った方。アメリカではロバートさんのことを「ボブ」と呼ぶことが多いらしいです。日本で言うと坂本さんのことを「もっさん」と呼ぶのに近いのかもしれませんね。知らんけど。