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【手放すという選択】ミニマリストTakeru著「月10万円でより豊かに暮らすミニマリスト生活」

タイトル

こんにちは!ともふみです!

今回は私が最近読んだ本をご紹介!

月10万円でより豊かに暮らすミニマリスト生活

今回紹介するのはこちらの本!

【月10万円でより豊かに暮らすミニマリスト生活】という本。

こちらはYouTuberとして活躍する「ミニマリストTakeru」さんが執筆した本です。

 

すっごくざっくり説明しますと「要らないものを手放そう」という非常にシンプルな内容。しかし読み進めていくと結構理にかなっているというか、私自身知らずに実行していたこともあります。

 

そもそも「ミニマリスト」という言葉が注目されたのは2015年頃。年末の流行語大賞にノミネートされていましたよね。私は全く覚えていませんが。

そこからYouTubeでの情報発信が活発になり、より認知されるようになってきました。そしてコロナ禍に突入した2020年、おうち時間が増えたために再び注目されはじめたところです。

「ミニマリスト」は持ち物をできる限り減らし、自分にとって本当に必要なものだけ持つことで、かえって豊かに暮らせるという考え方。

その本当の意味を教えてくれるのが本著なのです。

 

物が少ない≠ミニマリスト

本

「ミニマリスト」という言葉を聞くと「過度に物を減らす異常者」的な見方をしている方がいます。実際にグーグルで検索してみると検索候補には「末路・病気・悲惨」などネガティブワードが並んでいます。

検索ワード

悲惨って・・・

正直「大きなお世話」だと思いますが、そう考えている方が多いのも事実。

 

しかし勘違いしないでいただきたい。

ミニマリストの本質は「物を減らす」ではなく「無駄を減らす」であること。

 

無駄を減らすとはどういうことか。

例えば使わない物をいつまでも所持している。これは空間を「無駄」にしていますよね。物で溢れた部屋を片付け掃除する。これは時間を「無駄」にしています。

このような生きる上での「無駄」を極力省き、自分が本当にやりたいことに集中出来る環境を作ることが「ミニマリスト」であると私は考えます。

 

私は決して物が少ないわけではありません。

スケッチャーズの靴はいっぱいあるし、スケッチャーズ以外の靴もたくさんある。それはこのブログの読者様であればご存知のはず。

デスクの上だって結構物が多い。

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しかも私はこれらに比べて唄い屋・清木場俊介のCDと DVDは全部持ってるし、ワンピースも全巻ある。本だっていまだに紙で読んでいる。テレビもあるしブルーレイレコーダーだって持っている。

 

決して物が少ないわけではないが、私的には「ミニマリスト」だと思う。だって自分のやたいことに集中できる環境になっているから。

無駄は確かに無駄である

綺麗な部屋

無駄はできるだけ省きたい。それは当然である。私は掃除も洗濯も皿洗いも嫌いです。

だから床には物を置かないし、洗濯は嫌いだけどやるし、皿も洗う。

やるんかい

これらは時間がかかるので、例えば乾燥機付き洗濯機を買うとか食洗機を買うとか、そもそも使用する皿を極限まで減らすとか、そういうのがミニマリストなんですよね。

 

「無駄を省く」という考えは心底同意できるし、無駄な物は私も買わない。服は年々減ってきたし、何か色数まで減ってきた。靴は増え続ける。

無駄な物は減らし必要な物は増やす。それでいいんじゃないですかね。

 

しかしこれを曲解する人が多いのも事実。「物を持つのはミニマリストじゃない。物を持たないのがミニマリストだ!」と声が大きい人が叫ぶから誤解が生まれるんです。

普通に考えて、自分に必要な物まで捨てることが正しいとは思わないじゃないですか。

そして自分に必要な物って人それぞれ違うわけで、そこを押し付けるのはおかしい。しかし私自身無駄な物は持ちたくない。自分に必要な物だけで暮らしたい。

じゃあ私もミニマリストということになるでしょう。異論は認めます。

 

「物を捨てる」を目的にするからおかしくなる

「ミニマリスト=物が少ない」という極端な解釈をすると話が変わります。

皆さんは「ミニマリスト」になりたいのですか?たぶん違いますよね?

私たちが生きる上で最終的な目的は「幸せになること」でしょう。少なくとも私はそうです。

そしてその「幸せ」は主観的なもので自分自身が決めて良いことなのです。

 

だけど「物が多いと幸せになれない」と誤解し、物を捨てる。「ミニマリスト」になることを目的にしてします。だから上手くいかないし続かないのです。

勘違いしないでください。

 

「ミニマリスト」は目的ではなく手段です。

 

これだけを忘れなければ、おかしな批判や否定は減るでしょう。

 

物を持たない=ミニマリストではなく、無駄を持たない=ミニマリストである。

デスクの上

ということで今回はミニマリストTakeruさんの【月10万円でより豊かに暮らすミニマリスト生活】についてまとめました。

ほぼ書籍の内容には触れていませんが、本書では無駄を省く術を事細かに記されています。しかも章ごとにワークショップ的な感じでToDoリストのようなものがあるので、これらを愚直にこなしていくことで少しずつ理想の生活に近づいていくでしょう。

 

私たちの目的は幸せになることです。そして幸せや理想は人それぞれにあって誰かが決めるものではありません。

そして幸せを手に入れる為には「無駄」を省くことが大切です。だって無駄なんですから。でもこの「無駄」を人の尺度で考えるのは危険です。

「ミニマリストは誰も持ってないから」とか「ミニマリストになりたいから持つべきではない」など。このような思考になると危険です。

 

ミニマリストがゴールではありません。ミニマリストになって幸せになることがゴールです。ミニマリストは目的ではなく手段です。

この本を読めばミニマリストが手段であることもしっかり書かれています。

ぜひ一度読んでみてください!