こんにちは!ともふみです!
今回は子ども靴のフィッテイングについて紹介します!
これが一番難しい・・・。
大人用はこちらから!
子どもの靴を選ぶのは難しい
私は約6年ほどスニーカーショップで働いていました。
その店にはもちろん子ども靴もあります。
子ども靴だけでも様々なブランドを取り扱ってきました。
それこそスケッチャーズだったりナイキ・ニューバランス・アディダス・アシックスなどのブランドから、瞬足・バネのチカラ・イフミー、スマホアプリと連動するアンリミティブなどなど。
そこからお子さんの好きな靴を選んでいくわけですが、これが難しいんですよね。
子どもは動き回る!元気!
親の好みと子どもの好みが違う!当然!
そもそもサイズがわからない!計りましょう!
子どもは足の成長も早いですし、サイズの合わない靴を選んでしまうと成長の妨げにもなってしまいます。
だからと言って大きめを選んでしまうと転倒のリスクがあり、難しい問題。
そもそもサイズの選び方を知らない。
そんな親御さんも多いことでしょう。
ということで子ども靴のサイズの選びのポイントを紹介していきます!
参考までにどうぞ!
大きく分けて3段階に分類される
子ども靴はサイズによって大きく3段階に分類されます。
もちろんブランドにもよりますが、参考までに。
インファント(1歳〜3歳)
まずはインファントと呼ばれるサイズから。
いわゆるベビーのサイズで赤ちゃんに履かせる靴のサイズですね。
12㎝〜15㎝の間で展開されていることが多いです。
赤ちゃんはつま先が広いです。そして不安定な歩行をしますよね。
なので幅はちょっと広めの設計、そしてクッション性よりも安定性を重視しています。
また赤ちゃんは自分で靴を履くことができないので、親が履かせることになります。
履かせやすいようにマジックテープで、なおかつ履き口がガポッと開くタイプを探しましょう!
キッズ(3歳〜6歳)
続いてはキッズです。
足の成長に関して言えば、この時期が一番大事だと言われています。
身体を動かす時間が増えますし、動きそのものが活発になりますよね!
安定性、屈曲性、そして適度なクッション性が大事になってきます。
サイズで言うと16㎝〜19㎝ぐらいになります。
まだマジックテープの靴を選ぶことをオススメします。自分で履く練習にもなりますしね!
ジュニア(7歳〜)
これぐらいの時期からゆっくりと大人の足へと成長していきます。
また本格的に運動を始める時期にもなりますので、運動靴の種類も増えます。
サイズは19㎝〜25㎝ぐらいまで。
もう大人とサイズ感は変わりません。
またジュニアからは紐靴も増えてきます!
紐を結ぶ練習をする為にも紐靴にチャレンジしてみるのも良いかもしれませんね!
しっかり足にフィットするものを選びましょう!
サイズの選び方やポイント
では実際にチェックするべきポイントを6つ、紹介します!
ポイント1:かかと部がしっかりしている
かかと部がしっかりしているか。
靴にはヒールカウンターと呼ばれる芯材がかかと部分に入っています。
運動靴であれば間違いなく入っています。
しかし中には芯材が入っていないシューズがあります。
例えば薄手のスリッポンやエスパドリーユなどですね。
芯材が入っていないとかかとの安定性が悪くなりますので、激しい運動などをしてしまうと怪我の原因にもなりかねません。
このヒールカウンターがあることによって、かかとが固定され安定した歩行が可能になります。
また歩いてみてかかとはスポスポ浮かないか、逆にアキレス腱などに食い込んでいないかチェックしましょう。
✅かかと部分に芯材が入っているか
✅かかとは脱げないか
✅アキレス腱に食い込んでいないか
ポイント2:つま先は広く、厚みがある
小さい子どもはつま先部分が広くなる傾向があります。
子どもは指で地面を掴むように歩きます。したがって指を自由に動かすことができる余裕が必要になってきます。
目安では7mmぐらい。それぐらいの余裕があることが望ましいです。
加えて親指や小指が当たっていないか。
もし当たっているようでしたら、ワンサイズアップをオススメします。
長時間歩いていると痛みの原因にもなりかねません。
厚みはよっぽど薄いソールでなければ問題ありません。
普通の運動靴であればほどよい厚みとクッション性がありますのでオススメです。
✅つま先に余裕があるか
✅7mmほどの余裕があるのが望ましい
✅親指、小指が当たっていないか
ポイント3:つま先に反りがあるか
つま先に反りがあるかと言われてもピンと来ないと思います。
ということで実際に見てみましょう。
こんな感じでつま先が少し地面から浮いていますよね?
これがつま先の反りです。
反りがないタイプはこんな感じ。
上のスニーカーと比べてつま先が真っ直ぐになっていることがわかると思います。
子どもはベタ足で歩きます。
つまりつま先に反りがなかったら躓きやすくなってしまいます。
程よいつま先の反りが怪我の予防にも繋がるのです。
運動靴であれば反りがありますので安心ですね。
ぜひ注意して見てください!
✅つま先に反りがあるか
✅反りがなかったら躓きやすく怪我の原因にも
ポイント4:足と靴のボールジョイントが合っているか
ボールジョイントとは、足の中で唯一曲がる部分、指の付け根部分のことです。
そして靴にも曲がりやすい部分があります。
こんな感じ。
この靴の曲がりやすい部分と足の関節部分の位置が適切かどうかが重要になってきます。
サイズが大きいと位置がズレてしまいますし、素材が厚すぎると屈曲性が悪くなってしまいます。
またこの部分に圧迫感や締め付け感はないか、またゆるみはないか。
ここもチェックしておきましょう。
✅足と靴のボールジョイントは合っているか
✅ボールジョイントとは靴と足の曲がる部分
✅圧迫感やゆるみはないか
ポイント5:甲の高さを調整できる
甲の高さは結構重要です。
まず調整できるように余程の理由がなければマジックテープや紐靴を選びましょう。
それだけで履き心地やフィット感がかなり良くなります。
またあまりオススメはしませんが、多少大きい靴であれば紐やマジックテープでグッと締めれば何とかなります。
しかし理想は適度な締め付け。ここでサイズ調整をするのは出来るだけ避けましょう。
反対にスリッポンなどは調節が効かないのでサイズ選びの難易度がグッと上がります。
脱ぎ履きは楽なんですが、ここはグッと堪えてマジックテープか紐靴を選びましょう!
✅甲の高さを調整できるものを選ぶ
✅適度な締め付け
✅スリッポンは調整ができないのでサイズ選びが難しい
ポイント6:靴底には適度な弾力性がある
靴底と表現していますが、厳密に言うとインソールとアウトソールの弾力性です。
地面からの衝撃を和らげ足を守る為に弾力性は必要です。
逆に底が薄い靴、厚い靴、硬い靴はオススメしません。
薄いと衝撃を吸収する力が弱い物が多く、足への負担が増えます。
厚いと先程紹介したボールジョイントの屈曲性が悪く、疲れやすくなってしまいます。
硬い靴は当然、履き心地という面ではあまり良くないでしょう。
また底の素材にも注目してみてください。
ラバーが使われているのかいないのか、これだけでも滑りやすさや耐久性が大きく変わってきます。
できるだけラバー素材を使っている運動靴を選びましょう。
✅靴底に適度な弾力性はあるか
✅アウトソールとインソールで足への負担を和らげる
✅靴の底はラバー素材のものを
適切なサイズで成長を見届けましょう!
いかがでしたでしょうか。
結構長くなってしまいましたが、チェックポイントは結構ありましたね。
それぐらい子ども靴のサイズ選びは難しいですよね。
大きくても小さくてもダメ、もちろん大人でもそうですが成長という要素がある以上、大人よりもシビアになってしまいます。
少しでも知識があれば靴選びの参考にもなると思いますので、ぜひ役立ててみてください!