こんにちは!ともふみです!
今回は元販売員であるともふみから見た嫌なお客様、損をしているお客様のパターンを3つ紹介したいと思います。
あくまでともふみ個人の見解です!
試着をしない
最初のお客様は「試着をしない」お客様です。
これはもちろん様々なパターンがありますので、一概に全ての試着しないお客様が嫌というわけではありません。
例えば大切な方へのプレゼントや子どもへ買って帰る時などは試着をしない、できない場合があります。
それは全く問題ありません。
問題なのは自分の靴を選びにきているのに試着をしないお客様のことです。
そういう方の言い分は「いつも26.0しか履いていないから大丈夫」「見たらわかるねん」「このブランドの靴は他にも持ってる」などなど。
気持ちはめちゃくちゃわかります。
正直ショップのスタッフと会話するのって面倒臭いですよね。
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ただこれは良かれと思って言いますので聞いてください。
同じブランドでもモデルによってサイズ感は全然違うよ!
これはマジです。
さらに言うならば「同じモデルの同じサイズ」でも個体差によって履き心地に違いが出てきます。
だからネット通販ではなく、せっかくお金や時間を使って実店舗に買い物に行ってるんだから、面倒でも試着はしてほしいんです。
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外で履いているのに返品
続いての嫌なお客様は「一度外で履いた靴を返品」してくるお客様です!
そんな人いるの?
と思う方もいるかもしれませんが、これが結構いるんです。
もちろんお店側の不備や不良品であれば遠慮なく言ってください。
それはもちろん承ります。
まず大前提としてお店の規定や裁量にもよりますが、基本的に一度外で履いてしまうと返品はできないものと思ってください。
だって普通に考えて、一度使用したら新品ではないでしょ?
知らない人が一度外で履いた靴を買いたいと思いますか?思いませんよね?
もちろんお店側も汚れた靴を売ることはできません。ただただ廃棄して赤字になるだけです。
しかし中には「思っていたのと違った」「サイズが合わなかった」「やっぱりいらない」など超絶理不尽な事を真顔で言ってくるお客様がいるわけです。
そんな方々に私は問いたい。
あなたは食べかけのパンを「不味い」と言って返品するのですか?
靴は一度履かれてしまうと売り物としての価値は無くなります。
もちろん自宅での試し履きは良いです。
しかし一度外で履いてしまうと、それはもう売り物にはなりません。
だけど平気で言ってくる人がいるのも事実。
中には「外で履いていない。自宅でしか履いていない」と言い切るも、靴の裏は明らかに外で履いた汚れが。
話を聞いていると「自宅の庭で少し履いた」とのこと。
自宅の庭は外じゃ!
とノブの嘆きツッコミが脳内で再生される始末。
せめて嘘は吐かないでください。。。
これは最初に記述した「試着しない」お客様に多かったりしますよね。
頼むから履いてくれ・・・
一足しか履かない
最後も同じようなお客様ですが「1足しか履かない」お客様です。
例えば「これの26.0cmを履きたい」と要望のお客様がいたとします。
世の販売員はどうかわかりませんが、私は26.0cmと前後のサイズ、計3足を持っていくようにしていました。
でもお客様は26.0cmを試着して「じゃあこれで」といったことがたまにあるんです。
普通に考えれば楽で良いのですが、できれば前後のサイズも試してみて欲しいんですよね。
面倒臭いかもしれませんが、意外とワンサイズ上のほうがお客様にとっては良いかもしれませんし、26.0cmでぴったりかもしれません。
でも一応、念の為、あわよくば。
履いていただきたい。
これは嫌なお客さんというより私の要望であり販売員のエゴです。
今までの3つ全てに共通することですが、納得して買って欲しいんです。
そして返品をしないで欲しい。
それはもちろんお店の利益のこともありますが、お互いに無益だと思いませんか?
お店に来る時間もお金も、お客様の大事な財産であるはず。それを靴の返品に使うことは決して良い使い方とは思いません。
何度も念を押すようですが、やむを得ない返品はもちろんOKです。
しかし防げるものも中にはあります。
だから私は「試着は大事である」ということを文字を大にして言いたい。
そして出来るだけ妥協をしないでほしい。
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納得した上でお買い物をしましょうね!
お互いが納得する買い物を!
ということで今回は、私が思う嫌なお客様や損をしているお客様のパターンを3つ紹介しました。
共通して言えるのは「しっかり試着して欲しい」ということ。
そしてわからなければショップスタッフさんに聞いて欲しいのです。
聞きにくいかもしれませんがスタッフって結構聞かれるのが好きだったりしますよ?
だって自分の好きな商品を扱っているわけですから。
中にはそうじゃない人もいると思いますが、誰かから頼られたり質問されたりすることって案外好きな人も多いと思います。
そんなに深く考えずに質問してください。そしてたくさん試着してください。
そのほうがお客様にとっても販売員にとってもメリットなんです。本当に。
お互いに納得してお買い物をしましょう!